生活保護なめんなの件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00010004-houdoukvq-soci
小田原市の一部職員が自費で「生活保護なめんな」等
エンブレムまで作っておそろいのユニホームをきて
正義を気取っていた件。
思いだす。
数年前、浜松市役所の目の前で餓死した老人がいた。
彼女は市役所職員に渡された非常用乾燥米を握りしめたまま
飢えて死んだ。
静岡県内の司法書士・弁護士・学者で構成している
生活保護ネットワークの相談員を担っているが
報道にあるような楽な暮らしをしている人など
一人もいない。
そこにあるのは底辺の暮らしと、そこからなんとか
抜け出したいともがく人々だ。
わざわざ自費でこんな悪趣味なものを作っていた人は
この日本で餓死する人がいる現実をどう思っているのだろう。
「いいぞ、やれー!」
と岸辺から騒ぎ立てている人々は、
自分が逆の立場になりうるかもしれないなんて
考えたこともないのであろう。
格差や貧困が広がることをダメダメといって嫌がるくせに
貧困がますます広がるような行為について
なぜこんなに鈍感なのであろう。
今年一、嫌なニュース。
(まだ始まってすぐだけど・・)